11月, 2015年

将来きっと役に立つ。MBA留学で習得できる3つの力とは?

2015-11-17

MBAで習得できるのは、経営管理能力や、マーケティングやアカウンティング知識だけではありません。 そのような知識は書店で販売されている書籍を読めば、ある程度身に付けることができます。それでも多くの人がMBAを目指すには、それ以上の能力を習得することが出来る魅力がMBAにはあるからなのです。

MBA留学で習得できる3つの力

ゆび矢印1) MBAで「実現力」を習得できる。
ここでいう「実現力」というのは、自分自身の時間がない状況で、お客様を期待通り満足させるパフォーマンスを上げられる力を意味します。
時間がたくさんあってできるのはある意味当たり前のことです。いかに時間に制約された中でお客様が期待するパフォーマンスを出すことが出来るか、それがMBAホルダーに求められる能力なのです。MBAホルダーは、 MBA履修中の忙しい日々で、すでにこのような訓練も受けていることになります。

制約されるのは時間だけではありません。お金にも制約もあります。あるプロジェクトを始動するにしても、各プロジェクトには必ず予算が決まっているものです。

いかに費用をかけずに、期待されるパフォーマンスをあげることができるのか、がキーです。お金に制約がなかったら、誰でも高いパフォーマンスを上げることができます。各分野の超一流の学者や研究者を高い給料で雇い、彼らにすべてやらせればいいだけのことです。もちろん普通の状況ではそんなこと出来ませんよね。限られた予算の中で実行する力を持つことが非常に大切なことです。

また、人材の制約というのもあります。
プロジェクトに参加するメンバーを選んで、彼らと一覧となって進めていく必要があります。その人材の誰もが優秀で各分野に非常に精通している、という甘い話はなかなかありません。なかなか良い人材が集まらない、専門分野が偏っているなど、人材の制約がでてきます。

時間の制約、お金の制約、人材の制約、これらの制約の中で、高いパフォーマンスを上げていことが一流MBAホルダーに求められるのです。

ゆび矢印2) MBAで「集中力」を習得できる。
上記で取り上げた「時間」「お金」「人材」の3つの制約がある中で高いパフォーマンスを上げるには、できるだけ効率よくこなす必要がありますよね。いかに無駄な作業をせずに、いかに必要なことだけを短期間でやることができるのか、それができるビジネスマンに求められる能力でもあります。

MBAでは、マーケティングで消費者動向を分析する一方で、アカウンティングで財務職種処方の分析をしたり、企業の人材戦略を分析したりする必要があります。とにかく毎日毎日脳みそをフル回転しておく必要があるのです。MBAではビジネスの各分野について同時に課題をこなし、それに応じて脳の切り替えを効率よくしていく必要があるのです。

そんな生活で習得できるのは「集中力」です。目の前のことに集中して短期間で取り組まなければ、 MBAの全部の課題をこなすことなどとてもできません。そのような厳しい環境下に置かれるからこそ、 MBA学生は短期間で集中力を高め、高いパフォーマンスを上げる能力を身に付けることができるようになるのです。

ゆび矢印3) MBAで「強い意志力」を習得できる。
「時間」「お金」「人材」の3つの制約がある中で高いパフォーマンスを上げる、なんて簡単に言っていますが、実際はよほどのスーパーマンでない限り、最初はうまくいかないものです。

多くの場合、たとえ優秀な人間であっても最初のうちは時間も費用もかかり、なかなか効率よくできません。そしてそのパフォーマンスの低さに周りから非難さえたりすることも多々あります。MBAではそのような状況でも諦めずにプロジェクトを遂行していくという「強い意思力」を習得することができます。

「強い意思力」を習得したMBAホルダーは、うまくいかない事は既に織り込みで考えるようになります。うまくいかないことを知り、そこからどうやって微調整すればよいかを学び、2回目、3回目と失敗を繰り返しながら、成功へ近づいていくのです。たった1回の失敗が諦めてしまうようなことはありません。

MBAのグループワーク討論でも、一回で全員が合意する結論を導き出す事は簡単ではありません。彼らもまた、討論に討論を重ね、失敗を繰り返し、その失敗を元にして、少しずつ成功に近づけていくのです。MBAではこうした訓練を繰り返しながら、「強い意思力」を鍛えているのです。

点矢印画像「実現力」
点矢印画像「集中力」
点矢印画像「強い意思力」

この3つの力を万遍なく鍛え、習得することができるのがMBAです。そしてこれらの3つの力を習得したMBAホルダーは、もれなく実社会で大活躍をします。

MBAでただ単にMBA理論を学んだり、ケース・スタディに取り組んでいるだけではありません。膨大な量の課題論文試験に追われ、いかに制約された中で単位を取得し、無事卒業するかと言うところでも、ビジネスパーソンとしとしての訓練を受けているということが言えます。

まとめ

ゆび矢印MBAで習得できるのは、経営管理能力や、マーケティングやアカウンティング知識だけではない。
ゆび矢印MBAホルダーは「時間」「お金」「人材」の3つの制約があるなかで、効率よく、無駄なく、高いパフォーマンスを上げることが求められる。
ゆび矢印そしてそのために必要な3つの力、「実現力」「集中力」「強い意思力」をMBAで習得することができる。

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