MBA取得までに身につけたいスタートアップビジネス7つのスキル ｜ Hult International Business Schoolを目指す皆さんへ【日本語サイト】

成功する可能性をもったスタートアップビジネスが失敗してしまうという例は世界中どこの国でもあります。
その理由の多くは、起業家してキーとなるスキルが不足していることがあげれます。多くの起業家は大きな野心を持ちエネルギーで満ち溢れています。でも、実際にビジネスをスタートさせると中々うまくビジネスをまわすことが出来ないものです。Hult MBA卒のMohamed Abd El Azeemさんは、中東、アジアにおいて自身の会社Le Soieを立ち上げる際にこれらのスキルの重要さに気づきました。

もし本気でビジネスを立ち上げるのであれば、まずは現在あなたが持つスキルを正確に理解し、ビジネスを成功させるために必要なスキルレベルとのギャップを埋めていく必要があります。Hult International Business Schoolでは、そんなスタートアップビジネスを成功に導くスキルを身につける訓練の場を提供しています。

MBA取得までに身につけておくべきスタートアップビジネスに必要な7つのスキル

１．セールス、マーケティング
ターゲットとなる市場、顧客を特定し、売れる仕組みを構築していくスキルが必要になります。

２．リスク査定
特にインターナショナルにビジネスを展開する場合は、他国での法律や規制など様々なリスクを考慮しなければいけません。ビジネスの成長のためにとるべきリスク、避けるべきリスクを見極めるスキルが必要になります。

３．ファイナンス、アカウンティング
コスト、キャッシュフロー、資金繰り、資金分配などビジネスの血液となるお金をどう動かすか。言うまでもなく大変重要なスキルです。

４．ジェネラルマネージメント
世界中の異なる市場ごとの商品戦略、様々なバックグランドや考え方を持つチームメンバーをまとめるリーダーシップ、人員の適材適所の配置、ビジネスを素早くグローバルに拡大するための経営戦略など、インターナショナルなスタートアップビジネスはグローバルな視点で考える能力が必要になります。

５．物流、サプライチェーンマネージメント
商品ロス、盗難、製造ミス、従業員スキルの格差による問題など、インターナショナルなビジネスになれば、自国では考えられないようなトラブルも想定しなければなりません。

６．コミュニケーション
どんなに巣晴らしい戦略、商品、市場、顧客をもっていたとしても、コミュニケーションがうまく取れなければすべてを無駄にしてしまいます。それがインターナショナルなビジネスであればなお更です。リーダーシップをとり、チーム全員が正しい方向へ進むよう先導していくコミュニケーション能力は必須です。

７．ピッチング
ピッチングとは、投資家や新規顧客へ新しいアイデアを提案することです。Hult MBAの学生の中には、ピッチングスキルを活かしビジネスを成功させているHult MBA卒の学生もいます。
例として、

William Peregoyさん：モバイルアプリ事業のDineMob社を立ちあげ、ダラスのTech Wildcatters社から25,000ドルの資金提供を受ける。
Colin Pyleさん：コーヒービジネスCRU Kafe社を立ち上げるため500,000ドルの増資に成功。

インターナショナルなビジネスで成功するには、以上にあげたスキルが不可欠になります。もしあなたも将来的にビジネスを立ち上げたいとお考えであれば、まずは現在のスキルと必要なスキルとを比較し、そのギャップを埋める努力をするようにしましょう。